National Trust

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Property プロパティ

vol.05


New Colection 2017 春夏コレクションのテーマプロパティを訪ねて
ナショナル・トラスト2017秋冬コレクション テーマはガーデンに咲く花々の色、そして邸宅を彩る幾何学模様

©National Trust Images/David Sellman

コッツウォルズの至宝「ヒドコート・マナー・ガーデン」の美しさに触れる

 北コッツウォルズに「コテージ・ガーデンの集大成」と評価が高い「ヒドコート・マナー・ガーデン」があります。生垣に囲まれた小さな部屋のような庭、“アウトドア・ルームズ”が25 も並び、色彩や四季などテーマが異なる庭が次から次へと現れる様は圧巻の迫力です。そして200mも伸びる緑の芝のロングウォーク、そして 鮮やかな夏の花のレッド・ボーダーなども印象的なガーデンです。
 この庭園は、1907年からアメリカ人の園芸家メジャー・ローレンス・ジョンソンが30年のときをかけて作り上げたもので、類い稀な色彩感覚と創造力が存分に発揮された庭なのです。彼が南アフリカから中国まで世界中を旅して集めた植物も見どころ。このガーデンは1948年にナショナル・トラストに移譲され、ガーデンファンの聖地として根強い人気を誇っています。

©National Trust Images/Jonathan Buckley

優しい色彩のウォールドガーデン(ページ冒頭)、イチイのトピアリーが特徴のピラー・ガーデン(上)など、幾つものガーデンが競うようにそれぞれ花を 咲かせている。


Wightwick Mannor01

©National Trust Images/Mike Williams

生垣の緑が額縁のようになって庭を一幅の絵画のように見せている。ガーデンからガーデンへの出入り口の工夫も美しい。


©National Trust Images/Andreas von Einsiedel                      ©National Trust Images/James Dobson

上段右:19世紀後半に建てられたヴィクトリアン・スタイルのナイトシェーズ・コート。
上段左:豪奢なドロウイング・ルーム。天井は精巧な幾何学模様の細工で覆われている。

コッツウォルズの至宝「ヒドコート・マナー・ガーデン」の美しさに触れる name=

 デボン地方のティバートンに建つ「ナイトシェーズ・コート」は、ゴシック・リバイバル様式の豪奢なカントリーハウスです。ボビンレースの機械化に成功したアモリー家が所有したこの邸宅は、1869年から1874年にかけて、当時の有名な建築家ウィリアム・バーグスによりデザインされたもので、その独特な魅力が今に伝わる貴重な建物です。
 特に幾何学模様の天井は見ごたえがあり、大胆な構図から繊細な模様に至るまで見るものを飽きさせません。また、フォーマル・ガーデンやウッドランドの庭園には1200種を超える植物が美しい光景を作り出しており、緑の中のウォーキングも爽快です。
 後にアモリー家から手放された邸宅は荒廃の憂き目にあいますが、1973年にナショナル・トラストの保護下に入り、見事にその美しさが甦りました。

©National Trust Images/
Andreas von Einsiedel

©National Trust Images/
Andreas von Einsiedel

Wightwick Mannor01

©National Trust Images/Chris Vile

中段右:ドロウイング・ルームの天井。繊細で優美な細工で埋め尽くされている。/中段左・下段:重厚で艶やかなライブラリーの天井にも、豪華さが際立つ細工が施されている。

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